2011-08-01

アペフチカムイに呼ばれる

春からふとアイヌが気になっていた。
連絡をしてみると、カムイノミというお祈りがあるので、それに間に合うようにいらっしゃいと快くおっしゃっていただいた。

いざ北海道へ。アシリレラさんを訪ね、チセと呼ばれる茅葺の家に泊めていただきました。
チセの中では囲炉裏に火が焚かれていて、アペフチという火の神様が踊っているよと教えていただきました。明日はカムイノミ。

当日は朝からたくさんのお供えをみんなでつくります。
11時なるとカムイノミが始まりました。男性がリードしてお祈りがおこなわれます。
囲炉裏にお祈りをし、お供えしていきます。
自分の先祖の名前を書いた紙も燃やしました。
火の中に先祖様が踊っているようです。

この日から3週間ここで生活をさせていただきました。
アイヌの血が流れているのではと興味があって来たのですが、
アイヌ(人間)として生きてゆく方法をすべて知っているアイヌの人たちの暮しと考え方に触れ、
自然と共存して生きるアイヌの自由の天地は、私たちが自然の中で生かされていることを実感しながら命の大切さを教えてくれました。

日々を丁寧に生きていこう。。。


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